2 月
19
2010

コメッツテイル これまでと異なる着色

さてここで…。
実はこれまで掲載してきた内容(表現)が、事実とは多少異なることを書いておきます。

現在このイラストは、人間部分および背景宇宙(の一部)が随分前に完成しております。
ですから作成当時のことを思い出して文章を書いているわけです。

で。
これまでの表現で、「光を加筆」や「影を加筆」などと記載してきましたが、これが事実と反します。
基本的にこのような作業をしているのですが、このイラストに関してはこれまでにない描画(自分的に)を試行しているんです。

今まではこんな感じで描いてます。

  1. 肌の基本色メインレイヤーとして配置
  2. 影に当たる部分を新規レイヤーとして描画
  3. 光に当たる部分を新規レイヤーとして描画
  4. ハイライトや最暗部用レイヤーを配置、描画

ですが、今回は。

  1. 影(最暗部)の基本色メインレイヤーとして配置
  2. 肌の基本色を新規レイヤーとして描画
  3. 光に当たる部分を上記レイヤーにて強く(濃く)描画
  4. ハイライト用レイヤーを配置、描画

なのです。
画像で見ると―

明暗におけるレイヤー分けの状況

明暗におけるレイヤー分けの状況

―こんな感じ。

「何をメインにするのかの違いだけじゃん」
なんて言われそうですが、慣れていなかったので最初は戸惑いました。

“影を描き足していく”のではなく、“肌カラーを消しゴムで消していく”ワケですから。
肌の明暗を表現する為に、微妙に消しゴムをかけたり…おもいっきり消したり…。
この微妙な具合がなかなか慣れませんでした。

ではなんで、慣れていない方法を使ったか。
影が一定だということは、影レイヤーと背景を同化できるメリットがあるのではないかと。
影が一色だと仕上げ段階で、雰囲気や表現を簡単に変えられそうだと思ったワケでして。

ま、色々な方法はあるでしょうけど、試してみたかったんですよ d(゚Θ゚)
これはこれで、病み付きになりそうな… 壁|Θ゚*)
※ ↑実はファイルを見直すまで、そのことをすっかり忘れてたりなんかしたりして

混乱を避けるため、今後の表記も“影を加筆”としていきますのでご容赦を。

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