2 月
21
2010
コメッツテイル 着色・その7 主線を消す
主線を消すとはいっても、ただ非表示にしたり、主線を別カラーでただ塗りつぶすわけではありません。
線画を参考に、その境界の明暗を明確にして周囲を馴染ませるということです。
ならば線画なんてクリーンアップする必要がないと思われるでしょう。
その通りだと思います (;゚Θ゚)ゞ
このイラストの線画を描いていた段階では、線画を残すかどうか決めかねていました。
また、線画のクリーンアップは、そうすることにより完成時のイメージを明確にするための重要な行程なのです。
もちろんこれは、デッサン狂いを少しでも解消するための段階でもあります。
私にとっては。
上手な方は下書きから、がしがしと着色していくのでしょうね… 壁|Θ゚) ウラヤマシス
クリーンアップしないでそのまま着色に移る方法は、いずれ試してみたいと思っとります。

あたりのラインを参考(左図)に境界の明暗を強調(右図)していく
ということで。
主線がなくてもそのイメージを損なわないようハイライトや影を加筆修正し、境界を強調していきます。
明暗強調の邪魔になるので、別光源の赤い光はとりあえず非表示に。
ちなみに、この段階で耳の形が美しくないことに気づく。
顔の微妙なあおり構図に惑わされて、形がヘン。
あおりとか気にしないで普段どおりの形に修正しています。
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